メモの見出しをメモとする

メモなんだから

過敏果敢さんぽ

どこに居ても小虫が付き纏う、耳元を飛ばれると空を手で掻き回さないといけないので側から見えた時の異様さが気になる。声の大きな小学生が遺跡周りを駆け回っている、私が公園で凝固している時、大抵子供はいる。 電車に乗るのを渋って散歩した。夏の気配が…

せちがらと言っておけば

バイト先のかつての先輩で明るく楽しいやつがいた。彼はおそらく自身の居ても立っても居られないという特性を理解して、それを受け入れて何なら愛しとてもうまく立ち回っていた。いい生き方だなあ〜と心底思った、そんな彼に最も軽蔑されて然るべき万物への…

日記2021〜2022

1007 見ていたでかい虫がこちらに飛来してきて驚きスマートフォンを取り落としてしまった。 私でも名前を聞いたことのある大学がいくつも建つこの街で、居るところがなくて一生懸命図書館を探して歩いたことがある。意外と図書館というのは乱立していないよ…

金縛りと熱い舌と

中学生の頃、ひどい頭痛で保健室にお世話になった日のことでした。 ベッドに横になり、唸りながらも眠りに落ちかけたころ、左の手首に温かいものが触れました。 何だろう?と思いながらも、うとうとしていたので目は開けず、その温かいものが私の手を包むよ…

再掲 片手を挙げて

2021-01-12 染み付いていた筈の帰属意識がシールみたいに剥がれて冬の風に遠く飛ばされていくのを見た。 髪を押さえて目を上げると緑色の川の向こう、ガラスの校舎の中でぬいぐるみを握った私が勝気に笑っていた。 何がそんなに怖いのと。 体ごと離別してし…

帰れない家

12/29 中三の時、お母さん亡くなっちゃって。その時ずっと██のこと思い出してた。小三の時██もお母さん亡くしてたじゃん、すごく良いお母さんだったよね。俺も凄いお母さん好きだったから辛かった。母親死ぬの、辛くない? 文面に起こすと味気ないかもしれな…

常時絶起

学校に行かなくなって(入れなかったので)忘れていたけど、私は授業を受けている時とかに椅子からずり落ちるようにして眠ってしまうんだった。 中学生の頃は確か頑張って成績を上げたかっただけに一番辛く、日記にその眠気の様相を事細かに記していた気がする…

命日のケーキ誕生日のパン 夏の効果と重ね合わせの勘違い

この間冷蔵庫を開けた時、口を開けた二枚貝の中にミチミチにクリームが詰まったようなパンが二つ入っていた。よく見ていなかったので名前は忘れたけど、個包装の菓子パンみたいなカジュアル目の風体だった。多分近所の西友で買ってきたんだろうなと思いなが…

メモの見出しをメモとする

最初に太文字で表題とか目的とか書かせるのスパルタすぎる。私にその能力はない。 近所のデニーズのドリンクバーいまいちだったなと思って秋葉原のデニーズ来たら一緒だった。薄めたトリカブトの情報だけを取り出す…それと同じ理屈で成長ホルモンをどうにか…